N1 文章の文法
Japanese N1 Text Grammar Practice
まとまった文章を読み、空欄に合う接続詞や文末表現を選びます。
Read a passage and choose the conjunction or expression that fits each blank.
( 1 )に入る最も適切なものはどれか。
▸全10問の問題・正解・解説を見るN1 Text Grammar: all 10 questions with answers and explanations in English and Korean
- 現代は、あらゆるものに速さが求められる時代だと言われる。注文した商品は翌日に届き、知りたいことは検索すれば数秒で答えが出る。( 1 )、こうした便利さと引き換えに、私たちは「待つ」という経験を失いつつあるのではないだろうか。 かつて手紙で連絡を取り合っていたころ、返事が届くまでには何日もかかった。その間、人は相手の様子を想像し、自分の書いた言葉を何度も思い返した。待つ時間は、決して無駄な時間( 2 )、相手との関係を深める時間でもあったのだ。 ( 3 )、すぐに答えが返ってくることに慣れた私たちは、少しの遅れにもいらだちを覚えるようになった。メッセージに返信がないだけで不安になる人も少なくない。速さが当たり前になる( 4 )、待つことへの耐性は弱まっていくのかもしれない。 もちろん、便利さそのものを否定するつもりはない。ただ、ときには立ち止まり、答えの出ない時間を味わってみる。それもまた、豊かさの一つの形( 5 )。
問題 1 / Question 1
( 1 )に入る最も適切なものはどれか。
- ✓ だが
- ・ ゆえに
- ・ すなわち
- ・ ましてや
正解 / Answer:だが
前の段落では「速さ」による便利さを述べ、後ろでは「その便利さと引き換えに失ったもの」という反対の見方を示しています。逆接の「だが」が合います。「ゆえに」(だから)、「すなわち」(言いかえると)、「ましてや」(なおさら)は、話の向きが変わる流れに合いません。
The first part describes the convenience of speed, and the next part presents the opposite view of what we have lost in exchange, so the contrastive 「だが」 ('however') fits. 「ゆえに」 ('therefore'), 「すなわち」 ('in other words') and 「ましてや」 ('let alone') don't mark this change of direction.
앞에서는 '속도'로 인한 편리함을 말하고, 뒤에서는 '그 편리함과 맞바꿔 잃은 것'이라는 반대의 시각을 제시하므로 역접의 「だが」가 맞습니다. 「ゆえに」(그러므로), 「すなわち」(즉), 「ましてや」(하물며)는 이야기의 방향이 바뀌는 흐름과 맞지 않습니다.
問題 2 / Question 2
( 2 )に入る最も適切なものはどれか。
- ✓ ではなく
- ・ にすぎず
- ・ であるからこそ
- ・ ともなると
正解 / Answer:ではなく
「待つ時間は、無駄な時間ではなく、関係を深める時間でもあった」と、否定してから別の面を示す形なので「ではなく」が合います。「にすぎず」(〜でしかなく)は「無駄な時間でしかない」という反対の意味になり、「であるからこそ」「ともなると」も前後がつながりません。
The sentence says waiting time was not wasted time but also time that deepened relationships, so 「ではなく」 ('not ... but') fits. 「にすぎず」 ('merely') would mean it was nothing but wasted time, and 「であるからこそ」 and 「ともなると」 don't connect the two parts.
'기다리는 시간은 헛된 시간이 아니라 관계를 깊게 하는 시간이기도 했다'라고 부정한 뒤 다른 면을 보여 주는 형태이므로 「ではなく」가 맞습니다. 「にすぎず」(~에 불과하고)는 '헛된 시간에 불과하다'라는 반대 의미가 되고, 「であるからこそ」, 「ともなると」도 앞뒤가 이어지지 않습니다.
問題 3 / Question 3
( 3 )に入る最も適切なものはどれか。
- ✓ それに対して
- ・ それゆえ
- ・ なぜなら
- ・ そのうえ
正解 / Answer:それに対して
前の段落の「手紙の時代」と、この段落の「すぐに答えが返ってくる今」を比べているので、対比の「それに対して」が合います。「それゆえ」(だから)、「なぜなら」(理由)、「そのうえ」(さらに加えて)は、二つの時代を比べる流れになりません。
The previous paragraph describes the age of letters, and this one describes today's instant replies, so the contrastive 「それに対して」 ('in contrast') fits. 「それゆえ」 ('therefore'), 「なぜなら」 ('because') and 「そのうえ」 ('moreover') don't compare the two periods.
앞 단락의 '편지의 시대'와 이 단락의 '바로 답이 돌아오는 지금'을 비교하고 있으므로 대비의 「それに対して」가 맞습니다. 「それゆえ」(그러므로), 「なぜなら」(왜냐하면), 「そのうえ」(게다가)는 두 시대를 비교하는 흐름이 되지 않습니다.
問題 4 / Question 4
( 4 )に入る最も適切なものはどれか。
- ✓ につれて
- ・ にあたって
- ・ をよそに
- ・ とはいえ
正解 / Answer:につれて
「速さが当たり前になる」ことと「耐性が弱まっていく」ことが、いっしょに変化していく関係なので、「〜につれて」が合います。「〜にあたって」(〜をするときに)、「〜をよそに」(〜を気にせず)、「〜とはいえ」(〜けれども)は、二つの変化が連動する意味になりません。
As speed becomes normal, our tolerance for waiting weakens: the two change together, so 「〜につれて」 ('as') fits. 「〜にあたって」 ('when doing'), 「〜をよそに」 ('ignoring') and 「〜とはいえ」 ('although') don't express two linked changes.
'속도가 당연해지는 것'과 '인내심이 약해지는 것'이 함께 변해 가는 관계이므로 「〜につれて」(~함에 따라)가 맞습니다. 「〜にあたって」(~할 때에), 「〜をよそに」(~을 아랑곳하지 않고), 「〜とはいえ」(~라고는 해도)는 두 변화가 연동한다는 의미가 되지 않습니다.
問題 5 / Question 5
( 5 )に入る最も適切なものはどれか。
- ✓ と言えるのではないだろうか
- ・ であったに違いない
- ・ であるはずがない
- ・ とは限らない
正解 / Answer:と言えるのではないだろうか
筆者は最後に、答えの出ない時間を味わうことも豊かさの一つだと、読者に問いかけるように控えめに主張しています。「と言えるのではないだろうか」が合います。「であったに違いない」は過去のことになり、「であるはずがない」は否定、「とは限らない」は「必ずしもそうではない」という意味で、筆者の主張と合いません。
In the end, the author gently suggests that savoring time without answers is also a form of richness, so 「と言えるのではないだろうか」 ('couldn't we say that ...?') fits. 「であったに違いない」 refers to the past, 「であるはずがない」 is a denial, and 「とは限らない」 means 'not necessarily', none of which match the author's point.
필자는 마지막에 답이 나오지 않는 시간을 음미하는 것도 풍요로움의 하나라고, 독자에게 묻듯이 조심스럽게 주장합니다. 「と言えるのではないだろうか」가 맞습니다. 「であったに違いない」는 과거의 일이 되고, 「であるはずがない」는 부정, 「とは限らない」는 '반드시 그렇지는 않다'라는 뜻이므로 필자의 주장과 맞지 않습니다.
- ここ数年で、機械翻訳の精度は飛躍的に向上した。旅行先で看板を読む( 6 )、ビジネスの文書を訳すことさえ、今では機械に任せられるようになっている。外国語を学ぶ必要はもうないと考える人がいる( 7 )無理はない。 しかし、言葉を学ぶ意味は、単に情報をやり取りすることだけにあるわけではない。ある言語を学ぶことは、その言葉を話す人々のものの見方に触れることでもある。( 8 )、日本語の「もったいない」という言葉を、ほかの言語の一語で訳すことは難しい。この言葉の背景には、物を最後まで大切に使おうとする文化が( 9 )からだ。 機械翻訳は、言葉の意味は伝えてくれても、言葉にこめられた思いまでは伝えてくれない。だからこそ、外国語を学ぶことの価値は、これからも失われることは( 10 )。
問題 6 / Question 6
( 6 )に入る最も適切なものはどれか。
- ✓ のはもとより
- ・ にもまして
- ・ を皮切りに
- ・ ともなると
正解 / Answer:のはもとより
「看板を読むことは当然として、さらに文書を訳すことさえ」という流れなので、「〜はもとより」(〜は言うまでもなく)が合います。後ろの「さえ」とよくいっしょに使います。「〜にもまして」(〜以上に)、「〜を皮切りに」(〜を始めとして次々に)、「〜ともなると」(〜という段階になると)は合いません。
The flow is 'reading signs, of course, and even translating business documents', so 「〜はもとより」 ('not to mention') fits; it often goes with 「さえ」 later in the sentence. 「〜にもまして」 ('even more than'), 「〜を皮切りに」 ('starting with') and 「〜ともなると」 ('when it comes to') don't fit.
'간판을 읽는 것은 물론이고 문서를 번역하는 것조차'라는 흐름이므로 「〜はもとより」(~은 말할 것도 없고)가 맞습니다. 뒤의 「さえ」와 자주 함께 씁니다. 「〜にもまして」(~보다 더), 「〜を皮切りに」(~을 시작으로), 「〜ともなると」(~쯤 되면)는 맞지 않습니다.
問題 7 / Question 7
( 7 )に入る最も適切なものはどれか。
- ✓ のも
- ・ ことに
- ・ ものの
- ・ わりに
正解 / Answer:のも
「〜のも無理はない」は、「〜のは当然だ、そう考えるのも理解できる」という意味の決まった言い方です。「ことに」「ものの」「わりに」は「無理はない」とつながりません。
「〜のも無理はない」 is a set phrase meaning 'it's understandable that ...'. 「ことに」, 「ものの」 and 「わりに」 don't connect to 「無理はない」.
「〜のも無理はない」는 '~하는 것도 당연하다, 그렇게 생각하는 것도 이해된다'라는 뜻의 정해진 표현입니다. 「ことに」, 「ものの」, 「わりに」는 「無理はない」와 이어지지 않습니다.
問題 8 / Question 8
( 8 )に入る最も適切なものはどれか。
- ✓ たとえば
- ・ すなわち
- ・ ところが
- ・ もっとも
正解 / Answer:たとえば
前の文の「その言葉を話す人々のものの見方に触れる」ことの具体的な例として、「もったいない」という言葉を挙げているので、「たとえば」が合います。「すなわち」(言いかえると)、「ところが」(予想に反して)、「もっとも」(ただし)は合いません。
The word 「もったいない」 is given as a concrete example of encountering another people's way of seeing things, so 「たとえば」 ('for example') fits. 「すなわち」 ('in other words'), 「ところが」 ('however, unexpectedly') and 「もっとも」 ('although') don't fit.
앞 문장의 '그 말을 쓰는 사람들의 사고방식을 접한다'는 것의 구체적인 예로 「もったいない」라는 말을 들고 있으므로 「たとえば」(예를 들어)가 맞습니다. 「すなわち」(즉), 「ところが」(그런데), 「もっとも」(다만)는 맞지 않습니다.
問題 9 / Question 9
( 9 )に入る最も適切なものはどれか。
- ✓ 根づいている
- ・ 根づかれている
- ・ 根づかせている
- ・ 根づきかねない
正解 / Answer:根づいている
「文化が根づいている」は、その考え方が人々の生活の中にしっかりと定着していることを表します。「根づかれている」は受け身、「根づかせている」は使役で、主語の「文化が」と合いません。「根づきかねない」(根づいてしまうかもしれない)は意味が合いません。
「文化が根づいている」 means a culture is firmly rooted in people's lives. 「根づかれている」 (passive) and 「根づかせている」 (causative) don't match the subject 「文化が」, and 「根づきかねない」 ('might take root') doesn't fit the meaning.
「文化が根づいている」는 그런 사고방식이 사람들의 생활 속에 확실히 자리 잡고 있음을 나타냅니다. 「根づかれている」는 수동, 「根づかせている」는 사역이라서 주어 「文化が」와 맞지 않고, 「根づきかねない」(뿌리내릴지도 모른다)는 의미가 맞지 않습니다.
問題 10 / Question 10
( 10 )に入る最も適切なものはどれか。
- ✓ ないだろう
- ・ ないわけではない
- ・ なくもない
- ・ ないとも限らない
正解 / Answer:ないだろう
「だからこそ」に続く結論なので、「外国語を学ぶ価値は、これからも失われることはないだろう」と、価値が残ることを述べる「ないだろう」が合います。「ないとも限らない」は「失われるかもしれない」という意味になって筆者の主張と反対になり、「ないわけではない」「なくもない」も主張がはっきりしません。
This is the conclusion after 「だからこそ」, so 「ないだろう」 fits: the value of learning languages will not be lost. 「ないとも限らない」 would mean 'it might be lost', the opposite of the author's point, and 「ないわけではない」 and 「なくもない」 make the claim unclear.
「だからこそ」에 이어지는 결론이므로 '외국어를 배우는 가치는 앞으로도 사라지지 않을 것이다'라고 가치가 남는다는 것을 말하는 「ないだろう」가 맞습니다. 「ないとも限らない」는 '사라질지도 모른다'라는 뜻이 되어 필자의 주장과 반대이고, 「ないわけではない」, 「なくもない」도 주장이 분명하지 않습니다.
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