N1 統合理解
Japanese N1 Integrated Reading Comprehension Practice
同じテーマについての複数の文章を読み比べ、共通点や違いを答えます。
Read two passages on the same topic and compare their points.
AとBに共通して述べられていることは何か。
▸全4問の問題・正解・解説を見るN1 Integrated Reading Comprehension: all 4 questions with answers and explanations in English and Korean
- A 在宅勤務が普及したことは、単に働く場所の選択肢が増えたというだけではない。通勤時間が削減され、個人が仕事に集中できる時間も確保しやすくなった。しかし、私はすべての業務を在宅に移行することには慎重であるべきだと考える。以前、勤務日を自由に選べる職場で働いた際、経験の浅い社員がささいな疑問を誰にも尋ねられず、問題を抱え込んでいたことがあった。職場であれば自然に交わされる短い会話が、在宅では意識的に設けなければ生まれにくいのである。したがって、在宅勤務の利点を生かしながら、共同作業や新人育成が必要な場面では対面で集まる仕組みも残すべきだ。勤務形態を一律に決めるのではなく、業務の性質に応じて使い分けることが、組織と個人の双方にとって望ましい。 B 在宅勤務をめぐる議論では、対面でなければ意思疎通ができないという意見がしばしば聞かれる。しかし、対面であること自体が円滑な協働を保証するわけではない。私は、原則として在宅勤務を中心に据え、必要な交流を意識的に設計するほうが合理的だと考える。会議の目的を明確にし、情報共有の方法を統一し、相談の時間を定期的に設ければ、離れた場所にいても連携は可能である。むしろ、全員が出社しているというだけで会議や雑談が増え、集中すべき時間が失われることもある。もちろん、孤立を防ぐ工夫や新人への支援は欠かせないが、それは必ずしも同じ場所に集まることを意味しない。重要なのは出社の有無ではなく、成果を生み出すために必要な情報や支援が適切に届いているかどうかである。
問題 1 / Question 1
AとBに共通して述べられていることは何か。
- ✓ AもBも、在宅勤務の利点を認めたうえで、新人への支援や社員どうしの交流の機会を確保する必要があると述べている。
- ・ AもBも、職場での偶発的な会話を確保するため、全員が毎日出社すべきだと述べている。
- ・ AもBも、在宅勤務では新人を育成できないため、経験の浅い社員には在宅勤務を認めるべきではないと述べている。
- ・ AもBも、通勤時間の削減よりも勤務時間を延長することを優先すべきだと述べている。
正解 / Answer:AもBも、在宅勤務の利点を認めたうえで、新人への支援や社員どうしの交流の機会を確保する必要があると述べている。
根拠:Aは「在宅勤務の利点を生かしながら、共同作業や新人育成が必要な場面では対面で集まる仕組みも残すべきだ」と述べ、Bは在宅勤務を中心にしつつ「孤立を防ぐ工夫や新人への支援は欠かせない」と述べている。対面で集まるかどうかについては考えが違うが、在宅勤務の利点を認め、新人への支援や交流の機会が必要だと考える点は共通している。 ほかの選択肢: ・「全員が毎日出社すべき」→ Aは必要な場面だけ対面で集まるべきだとしており、Bは在宅勤務を原則としている。 ・「新人を育成できない」→ Aは新人育成のための対面の機会を重視しているが、在宅勤務を認めるべきではないとは述べていない。 ・「勤務時間を延長する」→ どちらも勤務時間の延長については述べていない。
Evidence: A says 「在宅勤務の利点を生かしながら、共同作業や新人育成が必要な場面では対面で集まる仕組みも残すべきだ」, and B, while making remote work the norm, says 「孤立を防ぐ工夫や新人への支援は欠かせない」. They differ on whether people need to meet in person, but both accept the benefits of remote work and agree that support for new employees and chances to interact are necessary. Other choices: - 「全員が毎日出社すべき」: A only wants in-person meetings when needed, and B makes remote work the default. - 「新人を育成できない」: A values in-person training opportunities but doesn't say new employees should be denied remote work. - 「勤務時間を延長する」: Neither text discusses longer working hours.
근거: A는 「在宅勤務の利点を生かしながら、共同作業や新人育成が必要な場面では対面で集まる仕組みも残すべきだ」라고 하고, B는 재택근무를 중심으로 하면서도 「孤立を防ぐ工夫や新人への支援は欠かせない」라고 한다. 대면으로 모일지에 대해서는 생각이 다르지만, 재택근무의 장점을 인정하고 신입 사원에 대한 지원과 교류의 기회가 필요하다고 보는 점은 같다. 다른 선택지: - 「全員が毎日出社すべき」: A는 필요한 경우에만 대면으로 모이자고 하고, B는 재택근무를 원칙으로 한다. - 「新人を育成できない」: A는 신입 육성을 위한 대면 기회를 중시하지만, 재택근무를 허용하지 말아야 한다고는 하지 않는다. - 「勤務時間を延長する」: 두 글 모두 근무 시간 연장에 대해서는 말하지 않는다.
問題 2 / Question 2
在宅勤務における対面での交流について、AとBはどのように述べているか。
- ✓ Aは共同作業や新人育成のために対面の機会を残すべきだとし、Bは交流を意識的に設計すれば必ずしも同じ場所に集まる必要はないとしている。
- ・ Aは対面での交流を原則として不要だとし、Bは仕事の成果を高めるには毎日の出社が不可欠だとしている。
- ・ Aは新人育成をオンラインだけで行うべきだとし、Bは在宅勤務を全面的に廃止して対面の会議を増やすべきだとしている。
- ・ Aは対面での交流をすべての業務で義務化すべきだとし、Bは新人への支援そのものを省略してよいとしている。
正解 / Answer:Aは共同作業や新人育成のために対面の機会を残すべきだとし、Bは交流を意識的に設計すれば必ずしも同じ場所に集まる必要はないとしている。
根拠:Aには「共同作業や新人育成が必要な場面では対面で集まる仕組みも残すべきだ」とあり、Bには「それは必ずしも同じ場所に集まることを意味しない」とある。Aは必要な場面で対面の機会を確保することを重視し、Bは情報共有や相談の仕組みを整えれば、同じ場所に集まらなくても協働できると考えている。 ほかの選択肢: ・「毎日の出社が不可欠」→ Aは対面で集まる場面を限定しており、Bは原則として在宅勤務を中心に据えている。 ・「在宅勤務を全面的に廃止」→ AもBも在宅勤務の利点を認めており、全面廃止を主張していない。 ・「対面での交流をすべての業務で義務化」→ Aは業務の性質に応じた使い分けを提案している。Bも新人への支援を省略してよいとは述べていない。
Evidence: A states 「共同作業や新人育成が必要な場面では対面で集まる仕組みも残すべきだ」, while B states 「それは必ずしも同じ場所に集まることを意味しない」. A emphasizes keeping face-to-face opportunities when collaboration or training requires them. B argues that well-designed information sharing and consultation make collaboration possible without everyone gathering in one place. Other choices: - 「毎日の出社が不可欠」: A limits face-to-face gatherings to situations where they are needed, while B favors remote work as the default. - 「在宅勤務を全面的に廃止」: Both authors acknowledge the benefits of remote work; neither advocates abolishing it. - 「対面での交流をすべての業務で義務化」: A recommends choosing arrangements according to the nature of the work, and B does not say support for new employees can be omitted.
근거: A는 「共同作業や新人育成が必要な場面では対面で集まる仕組みも残すべきだ」라고 하며, B는 「それは必ずしも同じ場所に集まることを意味しない」라고 한다. A는 협업이나 신입 사원 육성에 필요한 경우 대면 기회를 확보해야 한다고 본다. B는 정보 공유와 상담 체계를 마련하면 같은 장소에 모이지 않아도 협업이 가능하다고 본다. 다른 선택지: - 「毎日の出社が不可欠」: A는 필요한 경우에만 대면으로 모이자고 하며, B는 재택근무를 기본으로 삼는다. - 「在宅勤務を全面的に廃止」: 두 글 모두 재택근무의 장점을 인정하며, 전면적인 폐지를 주장하지 않는다. - 「対面での交流をすべての業務で義務化」: A는 업무의 성격에 따라 방식을 구분하자고 한다. B도 신입 사원에 대한 지원을 생략해도 된다고 말하지 않는다.
- A 子どもにスマートフォンを持たせる時期について、私は年齢だけで一律に判断するのは適切ではないと考える。重要なのは、子ども自身が利用上の危険を理解し、決められたルールを守れるかどうかである。私の知人は、子どもが小学校高学年になった際、使用時間や課金、個人情報の扱いについて親子で話し合い、まずは利用時間を限定して端末を持たせた。使い方を確認しながらルールを少しずつ見直したところ、子どもは自分で利用を調整する意識を身につけていったという。もちろん、最初から自由に使わせればよいというわけではない。しかし、危険を避けるために禁止するだけでは、子どもが自ら判断する力は育ちにくい。保護者が見守りながら段階的に利用範囲を広げ、失敗も学びにつなげることが必要だ。 B スマートフォンを子どもに持たせることには、連絡手段を確保できるという利点がある一方、長時間の利用や個人情報の流出など、無視できない問題も伴う。私は、必要性が明確になるまでは、本格的なスマートフォンの利用をできるだけ遅らせるべきだと考える。子どもは便利さに引かれて利用時間を延ばしがちであり、友人関係の変化やネット上の情報を自分だけで適切に判断することも容易ではない。登下校時の連絡が目的であれば、通話や位置確認などの機能に絞った端末でも対応できる場合がある。ただし、持たせる時期を遅らせるだけで問題が解消するわけではない。利用を始めた後も、家庭内でルールを明確にし、危険な情報や困った状況について子どもが相談できる関係を築くことが欠かせない。
問題 3 / Question 3
スマートフォンを子どもに持たせることについて、AとBに共通して述べられていることは何か。
- ✓ AもBも、端末を持たせる時期だけで問題が解決するわけではなく、家庭内のルールや親子の継続的な関わりが重要だと述べている。
- ・ AもBも、子どもが小学校高学年になった時点で、自由に使えるスマートフォンを必ず持たせるべきだと述べている。
- ・ AもBも、スマートフォンの危険性を避けるには、子どもが成人するまで利用を全面的に禁止すべきだと述べている。
- ・ AもBも、保護者が利用制限の機能を設定すれば、子どもと話し合う必要はなくなると述べている。
正解 / Answer:AもBも、端末を持たせる時期だけで問題が解決するわけではなく、家庭内のルールや親子の継続的な関わりが重要だと述べている。
根拠:Aには「保護者が見守りながら段階的に利用範囲を広げ」、Bには「利用を始めた後も、家庭内でルールを明確にし、危険な情報や困った状況について子どもが相談できる関係を築くことが欠かせない」とある。両者は端末を持たせる時期について立場が異なるが、利用開始後も保護者が関わり、ルールや相談できる関係を整える必要があるという点で一致している。 ほかの選択肢: ・「小学校高学年になった時点で」→ Aは知人の例を挙げているだけで、その年齢をすべての子どもに当てはめてはいない。Bもその時期を指定していない。 ・「成人するまで利用を全面的に禁止」→ Aは段階的な利用を提案し、Bも利用開始後のルールづくりを論じている。 ・「話し合う必要はなくなる」→ Aは親子での話し合いを重視し、Bも相談できる関係を築く必要があると述べている。
Evidence: A states 「保護者が見守りながら段階的に利用範囲を広げ」, while B states 「利用を始めた後も、家庭内でルールを明確にし、危険な情報や困った状況について子どもが相談できる関係を築くことが欠かせない」. Although they differ on when children should get a smartphone, both emphasize continued parental involvement, household rules, and a relationship in which children can ask for help. Other choices: - 「小学校高学年になった時点で」: A describes an acquaintance's experience, not a rule for all children, and B does not name this age. - 「成人するまで利用を全面的に禁止」: A recommends gradual access, and B discusses rules after use begins. - 「話し合う必要はなくなる」: A emphasizes parent-child discussion, and B stresses a relationship in which children can seek advice.
근거: A는 「保護者が見守りながら段階的に利用範囲を広げ」라고 하며, B는 「利用を始めた後も、家庭内でルールを明確にし、危険な情報や困った状況について子どもが相談できる関係を築くことが欠かせない」라고 한다. 두 글은 스마트폰을 주는 시기에 관해 입장이 다르지만, 사용을 시작한 뒤에도 보호자가 관여하고 가정 내 규칙과 상담할 수 있는 관계를 마련해야 한다는 점에서는 일치한다. 다른 선택지: - 「小学校高学年になった時点で」: A는 지인의 사례를 제시할 뿐, 모든 아이에게 그 나이를 적용하자고 하지 않는다. B도 특정 시기를 지정하지 않는다. - 「成人するまで利用を全面的に禁止」: A는 단계적인 사용을 제안하며, B도 사용을 시작한 뒤의 규칙 마련을 논한다. - 「話し合う必要はなくなる」: A는 부모와 자녀의 대화를 중시하며, B도 상담할 수 있는 관계가 필요하다고 설명한다.
問題 4 / Question 4
スマートフォンを持たせる時期や方法について、AとBはどのように述べているか。
- ✓ Aは子どもの理解や自己管理の力を見ながら段階的に利用を認めるべきだとし、Bは必要性が明確になるまで本格的な利用を遅らせるべきだとしている。
- ・ Aは必要性が明確になるまで利用を遅らせるべきだとし、Bは子どもの理解度に応じて早い時期から自由に使わせるべきだとしている。
- ・ Aは保護者による見守りを不要とし、Bは危険を避けるためにスマートフォンを成人まで禁止すべきだとしている。
- ・ Aは使用年齢を家庭ごとに統一すべきだとし、Bは利用上の危険を理解できれば年齢に関係なく無制限に使わせてよいとしている。
正解 / Answer:Aは子どもの理解や自己管理の力を見ながら段階的に利用を認めるべきだとし、Bは必要性が明確になるまで本格的な利用を遅らせるべきだとしている。
根拠:Aには「利用時間を限定して端末を持たせた」「使い方を確認しながらルールを少しずつ見直した」とあり、Bには「必要性が明確になるまでは、本格的なスマートフォンの利用をできるだけ遅らせるべきだ」とある。Aは子どもの理解や自己管理を育てるために段階的な導入を重視し、Bは利用の必要性が明確になるまで開始を遅らせることを重視している。 ほかの選択肢: ・「必要性が明確になるまで利用を遅らせる」→ これはBの主張であり、Aは段階的な導入を提案している。 ・「成人まで禁止」→ Bは連絡用に機能を絞った端末を使う可能性も認めており、成人までの全面禁止は述べていない。Aも利用を認めている。 ・「年齢に関係なく無制限に使わせてよい」→ Aは利用時間やルールの管理を重視し、Bも家庭内のルールを明確にする必要があるとしている。
Evidence: A states 「利用時間を限定して端末を持たせた」 and 「使い方を確認しながらルールを少しずつ見直した」, while B states 「必要性が明確になるまでは、本格的なスマートフォンの利用をできるだけ遅らせるべきだ」. A favors a gradual introduction that builds the child's understanding and self-control, while B favors delaying full use until there is a clear need. Other choices: - 「必要性が明確になるまで利用を遅らせる」: This is B's position; A recommends a gradual introduction. - 「成人まで禁止」: B allows a limited-function device for contact, so it does not argue for a total ban until adulthood, and A also permits use. - 「年齢に関係なく無制限に使わせてよい」: A emphasizes managing time and rules, and B also says clear household rules are essential.
근거: A는 「利用時間を限定して端末を持たせた」와 「使い方を確認しながらルールを少しずつ見直した」라고 하며, B는 「必要性が明確になるまでは、本格的なスマートフォンの利用をできるだけ遅らせるべきだ」라고 한다. A는 아이의 이해력과 자기 관리 능력을 기르기 위해 단계적으로 사용을 허용하자는 입장이고, B는 명확한 필요성이 생길 때까지 본격적인 사용을 늦추자는 입장이다. 다른 선택지: - 「必要性が明確になるまで利用を遅らせる」: 이는 B의 입장이며, A는 단계적인 도입을 제안한다. - 「成人まで禁止」: B는 연락용으로 기능이 제한된 단말기를 쓸 가능성도 인정하므로 성인까지 전면 금지를 주장하지 않는다. A도 사용을 허용한다. - 「年齢に関係なく無制限に使わせてよい」: A는 사용 시간과 규칙의 관리를 중시하고, B도 가정 내 규칙을 명확히 해야 한다고 말한다.
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